SEO対策プチセミナー(2)キーワードやサイト説明、ちゃんと入れてますか?
現在、8回連続でSEOの“基本のキ”と言えるSEO対策プチセミナーをお届けしています。
いずれも今(2005年11月)や“知っていて当然、知らないと差をつけられる”という内容のものばかりなので、確認の意味でぜひ目を通してみてください。すべて理解、実施しているという方は、まずはひと安心していただいてOKだと思います(笑)。
さて今回は、第2回目「キーワードやサイト説明、ちゃんと入れてますか?」です。
前回の「ホームページのタイトルは、なぜ長い?」に続いて、今回はホームページのキーワードとサイト説明について、書いていきます。
ところで、これらキーワードとサイト説明は、前回のタイトルと違ってサイト上には表示されません。
では、なんのために?そう、「Google」や「Yahoo!」といった検索エンジンのロボット君とその検索結果の表示内容のためです。ロボット君が“こういうサイトだな”と理解して、その内容を検索結果にしっかり反映してくれるようにするための環境をととのえる、といったところでしょうか。
それではさっそく、今回も「Amazon.co.jp」を例にとって、見ていきましょう。
■再び軽視できなくなってきたキーワード
ここで言うキーワードとは、HTMLでいうと<meta>タグのkeywords属性部分で指定するものです。
さあ、まずはアマゾンをチェックしてみましょう。アマゾンでは、
<meta name="keywords" content="Amazon,Amazon.co.jp,アマゾン,ギフト,プレゼント,通販,通信販売,オンラインショップ,買い物,ショッピング,お買い得,中古,新品,出品,本,洋書,DVD,CD,ゲーム,ソフトウェア,エレクトロニクス,家電,ホーム,キッチン,おもちゃ,ホビー,マーケットプレイス">
といったキーワードが、指定されていますね。
ちなみにキーワードの数については、10個くらいまでが適当とされています。アマゾンは、ちょっと力が入りすぎでしょうか(笑)。でも僕も、実はエラそうなことは言えません...。
さてこのキーワード、一時期検索エンジンスパムが横行したため、ロボットがあまり重視しないようになったと言われていました。
このスパム行為では、たとえばサイトとは関連性がない、でも人目を惹きそうな言葉を並べる(エッチ系や有名人の名前など)といったものや、やたら大量の言葉を羅列して“数打ちゃ当たる”ようにする、といったものが見受けられました。そのため、こうしたサイトはペナルティとして検索結果の表示順位を下げられたり検索結果からはじかれたりしたそうですし、検索エンジン側でもそもそも重視しないように変わっていったのです。
ところが、2005年10月以降、この流れがまた変わりつつあるようです。
2005年10月、「Yahoo!」の検索システムが従来のディレクトリ型からロボット型の「YST(Yahoo Search Technology)」に切り替わりました。そしてこのYSTは<meta>タグを考慮するInktomi系の検索エンジンをベースにしているため、<meta>タグ内にあるキーワードが検索結果に反映されるとのことなのです。さぁ〜気合い入れましょうか(笑)。
ただし、YSTはGoogle以上に検索エンジンスパムには厳しいということですから、やはりサイトとの関連性やキーワード数といったあたりはあくまで適切な範囲内にとどめる必要があるようですよ。
いずれにせよ、YST云々に関わらずやれるところ・やっておいて損がないところは、きっちり対応しておくべきですよね。
■検索結果にも影響するサイト説明
サイト説明文は、、HTMLでいうと<meta>タグのdescription属性部分で指定するもので、検索結果のサイト説明部分に表示されるものです。
それでは、再びアマゾンをチェックしてみましょう。アマゾンでは、
<meta name="description" content="オンライン通販、1500円以上のご注文で国内無料配送。本、DVD、CD、エレクトロニクス、家電、おもちゃ&ホビー、ホーム&キッチン、ゲーム、ソフトウェア、洋書ほか豊富な品ぞろえ。">
と表記されています。サイトの趣旨と取り扱い商品が、しっかり網羅されていますよね。
この説明文、前回「ホームページのタイトルは、なぜ長い?」のタイトル部分と同じくらい重要です。なぜなら、この部分がサイトの概要として検索結果に反映されますし、おまけにこの部分も検索に引っかかるためです。
ですから、このdescription属性にもタイトル同様検索に引っかけたいキーワードを入れ込む必要があります。アマゾンも、しっかり反映させていますよね。
ちなみに、検索していて気づいた方も多いと思いますが、「Google」と「YST」では説明文の表示のされ方がちょっと異なります。
具体的には、以下の違いがあるのです。お気づきでしたか?
●YSTでは説明文がサイトの概要として表示される
●Googleでは検索されたキーワードが説明文に含まれている時は説明文が表示されるが、含まれていない時は同じページ中で検索されたキーワード前後にある文章が表示される
皆さんの中でも、Googleで検索した時に“なんでこんなところがピックアップされて紹介されているんだろ、せっかく説明文入れてるのに”と疑問に思ったことがある方も多いと思いますが、実はGoogle自体がこういう仕様になっていたんですね。
ですから、実は本文も大事なんです...このあたりは、また次回ご紹介します。
さて、今回は文字ばかりになってしまいましたが(涙)、もう少々お付き合いください。
これまで触れてきたキーワード・サイト説明および前回取り上げたタイトルに関して、ひとつ心がける必要があることがありますので、ここに記しておきます。
それは、
ということです。
これをやっておけば、検索エンジンのロボット君がサイトを読みに来た時にどんな趣旨のサイトかすぐに把握できますし、キーワードが揃っていればそのワードこそがそのサイトにとって重要なキーワードであると認識されます。
念のために、再び「Amazon.co.jp」をチェックしてみましょう。
アンダーラインを引いたキーワードが、共通しているものです。
【キーワード】
<meta name="keywords" content="Amazon,Amazon.co.jp,アマゾン,ギフト,プレゼント,通販,通信販売,オンラインショップ,買い物,ショッピング,お買い得,中古,新品,出品,本,洋書,DVD,CD,ゲーム,ソフトウェア,エレクトロニクス,家電,ホーム,キッチン,おもちゃ,ホビー,マーケットプレイス">
【サイト説明】
<meta name="description" content="オンライン通販、1500円以上のご注文で国内無料配送。本、DVD、CD、エレクトロニクス、家電、おもちゃ&ホビー、ホーム&キッチン、ゲーム、ソフトウェア、洋書ほか豊富な品ぞろえ。">
【タイトル】
<title>Amazon.co.jp: 通販サイト 本、DVD、CD、エレクトロニクス、家電、おもちゃ&ホビー、ホーム&キッチン、ゲーム、ソフトウェア、洋書ほか</title>
わかりやすいですよね。サイトにとって売りたい商品が、いずれの部分でもしっかりキーワードとしてリストアップされています。
皆さんも、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、長くなりましたが今回はここまでです。
引き続き次回「SEO対策プチセミナー(3)」を、お楽しみに。
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